船長の逮捕・釈放は中国の進路を誤らせる大失策

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■マル激トーク・オン・ディマンド 第494回(2010年10月02日)
尖閣中国漁船衝突事件
船長の逮捕・釈放は中国の進路を誤らせる大失策
ゲスト:清水美和氏(東京新聞論説主幹)

http://www.videonews.com/asx/marugeki_backnumber_pre/marugeki_494_pre.asx

 尖閣諸島沖で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した事件で、船長を逮捕・勾留した日本に、中国は強く反発した。船長を釈放したことでとりあえず中国の報復は収束しつつあるようだが、中国の国内事情を最もよく知る一人である東京新聞論説主幹の清水美和氏は、今回日本政府がとった行動は日中関係のみならず、今後の中国の国内政治や外交姿勢に大きな、そして恐らくそれはマイナスな影響を及ぼすだろうと、その責任の重大さを強調する。今回の一連の出来事は、単なる日本外交の失態で済まされる問題ではないと言うのだ。

(中略)

 今回の日本政府がとった行動が、中国からはどう受け止められていたのか、また、なぜ中国があそこまで強硬な姿勢をとったのかなどを、中国の政治事情や国内事情に詳しいジャーナリストの清水氏に聞いた。

<今週のニュース・コメンタリー>
 
・不適格な検事をチェックできない検察官適格審査会の意味とは
 
尖閣中国漁船衝突事件
 政治判断の不在が招いた日中外交の危機
 
・ 難民受け入れで第三国定住制度始まる
 

<関連番組>
 
■特集
尖閣漁船衝突事件を読み解く

 
■マル激トーク・オン・ディマンド 第212回(2005年04月24日)
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ゲスト:小室直樹氏(政治学者)
 
■マル激トーク・オン・ディマンド 第143回(2003年12月12日)
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■プレスクラブ (2010年09月28日)
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