『戦後の防衛政策の大転換が増税論争にかき消されてしまう不思議』

マル激トーク・オン・ディマンド 第1132回(2022年12月17日)
『戦後の防衛政策の大転換が増税論争にかき消されてしまう不思議』
ゲスト:柳澤協二氏(国際地政学研究所理事長)、川田篤志氏(東京新聞中日新聞)政治部記者)
 何のために日本は戦後の防衛政策を大転換しようとしているのか。その転換とは何から何への転換なのか。その転換によってどんなメリットがあり、新たにどんなリスクが生じるのかなどについて、柳澤氏と川田記者とジャーナリストの神保哲生社会学者の宮台真司が議論した。
【プロフィール】
柳澤 協二(やなぎさわ きょうじ)
国際地政学研究所理事長
1946年東京都生まれ。70年東京大学法学部卒業。同年防衛庁(現防衛省)入庁。官房長、防衛研究所長、内閣官房副長官補(小泉政権~麻生政権)などを歴任。2009年退官。11年国際地政学研究所を創設し、12年より現職。著書に『亡国の集団的自衛権』、共著に『非戦の安全保障論』など。
川田 篤志(かわた あつし)
東京新聞中日新聞)政治部記者(防衛省担当)
1981年新潟県生まれ。2004年立教大学文学部卒業。07年オレゴン大学ジャーナリズム学部卒業。08年東京新聞中日新聞)入社。前橋支局、社会部、政治部(自民党担当)などを経て21年より現職。