今回は米中間選挙の結果を検証した上で、アメリカ政治の底流に流れる「キャンセルカルチャー」や「クリティカル・レース・セオリー(批判的人種理論)」などについて、希代のアメリカウオッチャーの前嶋氏と、ジャーナリストの神保哲生、社会学者の宮台真司が議論した。
【プロフィール】 前嶋 和弘 (まえしま かずひろ)
上智大学総合グローバル学部教授 1965年静岡県生まれ。90年上智大学外国語学部卒業。同年中日新聞社入社。94年退職。97年ジョージタウン大学大学院政治学部修士課程修了。2007年メリーランド大学大学院政治学部博士課程修了。文教大学准教授などを経て14年より現職。著書に『キャンセルカルチャー アメリカ、貶めあう社会』、共著に『危機のアメリカ「選挙デモクラシー」』など