現代の現代性――何が終わり、何が始まったか (岩波講座 現代 第1巻)
- 作者: 大澤真幸,佐藤卓己,杉田敦,中島秀人,諸富徹
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2015/10/23
- メディア: 単行本
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日本人が70年間一度も考えなかったこと (大澤真幸THINKING「O」)
- 作者: 大澤真幸,姜尚中
- 出版社/メーカー: 左右社
- 発売日: 2015/11/04
- メディア: 単行本
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- 作者: 宮台真司
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2015/10/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2015/11/18 (水) 19:00 - 21:00 JST
ゲンロンカフェ(東京都西五反田1-11-9 司ビル6F 日本)
前売券 1ドリンク付 ※当日、友の会会員証/学生証提示で500円キャッシュバック
大澤真幸×宮台真司×東浩紀「人文系の衰退は必然である(?)――「知」のこれからを考える」 @miyadai @hazuma
前売2600円(1ドリンク付き)/ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で2100円(1ドリンク付き)に!
当日券は3100円 (1ドリンク付き)です。ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で2600円(1ドリンク付き)になります。
お席はチケットの申し込み順ではなく、当日会場にご来場頂いた順にご案内致します。席はお立ち見になる可能性があります。あらかじめご承知おきください。
開場時間はイベント開始1時間前の18:00となります。
「知」とは元来、古代ギリシャの弁論術にはじまり、イデオロギーの対立、学生運動など、常に社会実践と結びついてきた。
しかし、冷戦の終焉以降、そうした実践への共感が失われ、人文知は個人の内面に留まるものとなり、あるいは単なる「情報」のイメージに成り下がってしまった。
そして、直近の文科省の再編要請で、ますます人文系の危機は深まっている。
ただ、経済的な視点からは役に立たない、儲からない人文知が衰退するのはある意味当然かもしれない。しかし、人文知が一掃された社会は立ち行かなくなるのも明らかだ。
それでは、これからの「知」はどうあるべきか?
どのように人文的な教養を次世代に伝えていくか?
日本の「知」を牽引してきた3人に今後の「知」のあり方、それぞれの構想を聞く。1. 「実践」から乖離した「知」は情報に成り下がった
役に立たないのが前提の学問だから切り捨てられるのは当然
学んでもお金にならない、学ばなくても生きていける
学びたければネットでもどこでもできる
カリスマ不在、グランドセオリーはもはや不要?
学問を輸入してきた日本の文系は何をやっているか分からない?
海外も苦境は同じ。自己啓発化、メンタルコーチング化?
2.知は人文系の専売特許ではない〜教養とはそもそも何なのか?
「実学」、サイエンス、IT系…何でも教養になり得る?
教養の意味、あり方は時代とともに変化、栄枯盛衰はある
世代間コミュニケーションのツール
3. 知をどう伝えるか〜僕たちのプラン
自主ゼミ、私塾、ゲンロンカフェ、SNS…
独自の宮台社会学、大澤社会学、東思想のプランは?
教養に実践を取り戻す
4.真のリーダーを目指すなら教養を磨け!
幹部候補が「古典」を積極的に学ぼうとしている
普遍で不変の知識はある
状況判断、決断に生きる知恵
人望、説得力は「知性」から生まれる
5.それでも人文系を志すキミへ
時代の変化に応じてサバイバルする方法を模索せよ
これは絶対に読むべき、見るべき
自分で考える力、批評力、メディアリテラシーの習得
日本の大学で学ぶ意味、独自性の追求が重要?