「任せてブーたれる」社会から、「引き受けて考える」社会へ

増補 失敗の愛国心 (よりみちパン!セ)

増補 失敗の愛国心 (よりみちパン!セ)

よりみちパン!セ」学校・開校記念対談


「任せてブーたれる」社会から、「引き受けて考える」社会へ


鈴木邦男(著述家兼活動家)×宮台真司社会学者)


■2012年4月25日(水)19:30〜


イースト・プレスより続々刊行中の「よりみちパン!セ」が、シリーズの書き手を講師に招き、リアル“学校”としてジュンク堂書店池袋本店に登場!
開校宣言にあたる第1時間目の先生は、鈴木邦男さんと宮台真司さん。
原発無縁社会、自殺、孤独死……「悪い心の習慣」によって支えられた<日本>という悪い「共同体」におさらばし、「あれか」「これか」の二元論を超えて、真にハッピーな社会と暮らしを、いま、自分たちの手で一からつくりあげるために。
でたらめだらけの日本で、人よりいかに「うまく」生きるかではなく、ともに生きる他者を発見することで「まともに」生きることを目指す人必聴の徹底対談。


◆講師紹介◆
鈴木邦男(すずき・くにお)
1943年、福島県生まれ。67年早稲田大学政治経済学部卒業。
70年同大学大学院中退後、74年まで産経新聞社に在籍しつつ、三島由紀夫の「楯の会」の事件に大きな影響を受けた仲間とともに「一水会」を設立。99年までその代表をつとめ、現在は顧問。言論の場が容易に奪われ、その自由がないがしろにされる現代の状況に厳しく警鐘を鳴らしながら、思想や立場をこえて旺盛な発言をつづけている。
著書に『夕刻のコペルニクス』(扶桑社文庫)、『言論の覚悟』(創出版)、『愛国者は信用できるか』(講談社現代新書)、『愛国と憂国売国』(集英社新書)、『竹中労――左右を越境するアナーキスト』(河出書房新社)など多数。「よりみちパン!セ」シリーズでは「『東北製』の誇り」を新たに収録した『増補 失敗の愛国心』(イースト・プレス)がある。


宮台真司(みやだい・しんじ)
1959年、宮城県生まれ。東京大学文学部卒業、同大学大学院博士課程修了。社会学者、評論家。
現在、首都大学東京教授。国家の成り立ちやその権力構造を数学の理論で表す数理社会学を経て「オタク」を含むサブカルチャー研究へシフトし、さらには「ブルセラ」「援助交際」のフィールドワークからオウム真理教と、性愛、宗教、教育、政治、国家権力までさまざまな分野を横断して鋭く切り込み、エキサイティングなその分析と発言によって多くの領域に強い影響を与えている。
著書に『権力の予期理論』(勁草書房)、『制服少女たちの選択』(朝日文庫)、『終わりなき日常を生きろ』(ちくま文庫)、『14歳からの社会学』(世界文化社)、『日本の難点』(幻冬舎新書)など多数。「よりみちパン!セ」シリーズにて、ただいま新刊を準備中。


■イベントに関するお問い合わせ、ご予約は下記へお願いいたします。
ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5


honto - 丸善&ジュンク堂ネットストア サービス統合のお知らせ