ただ今、一合目

http://www.miyadai.com/index.php?itemid=932
11月沖縄県知事選の前に時期を合わせて、マル激書籍版第8弾沖縄篇が春秋社から出ます。沖縄のキーパーソンたちに出演していただいたマル激沖縄特集(生放送シリーズ)の文字起こしに加筆したものですが、百枚を越える神保・宮台白熱対談(非公開)が付録です

マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。
 
VIDEO NEWS - ニュース専門ネット局 ビデオニュース・ドットコム
 
■マル激トーク・オン・ディマンド 第498回(2010年10月30日)
5金スペシャル・マル激500回放送記念イベント
ただ今、一合目通過

 5週目の金曜日に特別企画を無料放送でお届けする「5金スペシャル」。今回は、マル激トーク・オン・ディマンドの放送が500回目を迎えるのを記念し、国会前の憲政記念館で神保・宮台両キャスターによる公開生放送を行った。
 ビデオジャーナリストの神保哲生が「100年かけてジャーナリズムの金字塔を建てる」と宣言して始まったビデオニュース・ドットコムの看板番組として、マル激トーク・オン・ディマンドは2001年2月16日に第1回を放送して以来、その時々のニュースに深く関わるさまざまな問題を、独自の視点から分析・検証してきた。このたび10年の節目を迎えるにあたり、100年計画の10年目ということで、「ただ今、1合目通過」をタイトルとした。
 マル激が放送を開始した01年は、アメリカでブッシュ政権の誕生、そして9月の同時多発テロなどがあり、日本では小泉内閣が発足するなど、この後の時代に大きく影響する出来事が相次いだ年だった。それから10年、ブッシュの戦争、小泉改革失われた10年+10年、中国の台頭、インターネット、日米の政権交代などを経験する中で、マル激は「メディア」「政治」「アメリカ」「中国」「検察」「沖縄」「憲法」「正義」「権力」「格差」などをテーマに、毎週多彩なゲストとともに番組をお届けしてきた。
 500回記念番組では、まず、そもそもなぜこのような番組を始めたのか、マル激の原点とは何だったのかを考えた。また、その後マル激が歩んできた10年を振り返りながら、世界や日本の政治、経済、社会、メディアがどう様変わりしてきたのかを議論した。そして、それを受けて、この次の10年日本や世界はどう変わっていくのか。そうした中におけるマル激の役割とは何なのかを、10年目を迎えた神保・宮台のコンビが語り合った。

<今週のニュース・コメンタリー>

・道警名誉毀損訴訟は”訴えの価値”を満たしているか
 高田昌幸氏(道警名誉毀損訴訟被告・北海道新聞記者)に聞く
・この時期に「企業献金再開」を発表する民主党のセンス

<関連番組>

■マル激トーク・オン・ディマンド 第400回(2008年11月29日)
400回放送記念特別番組 生コールイン 右も左もかかってこい Part2
出演:萱野稔人鈴木謙介斎藤貴男武田徹宮台真司神保哲生
 
■マル激トーク・オン・ディマンド 第300回(2006年12月22日)
マル激300回記念特別番組 2006年これだけは言わせろ!
 
■マル激トーク・オン・ディマンド 第200回(2005年01月28日)
200回記念スペシャル・パート1
マル激の4年間、 日本は、世界はどう動いたか

〈10年代の社会〉へ向けて日本を代表する社会学者二人の対談がついに実現!
 
THINKING「O」第8号
 
特集=「正義」について論じます
 
対談
宮台真司×大澤真幸
正義は可能か?
・善と正義の違い
・「市場か再分配か」は遅れた議論
・「みんな」は本当は「みんな」ではない
・沖縄の自己決定的な自立
・資本主義は持続出来るか
・何がミメーシスを引き起こすか
・なぜ性愛について書くのか
・不可能性への志向
 
論文
大澤真幸
二つのミメーシス 宮台真司の論を手がかりにして
・1 感染的模倣
・2 「理想自我」と「自我理想」
・3 利他的行為の倒錯
・4 もうひとつのミメーシス
 
参考資料
・人名解説
・用語解説
 
http://www.amazon.co.jp/dp/4903500403/

現代宗教意識論

現代宗教意識論

 
大澤 真幸=著
4-6判 上製 332ページ
定価:2100円(税込)
近刊 2010年11月2日発売
ISBN978-4-335-55139-0 C1036
 
解説
社会は宗教現象である。
現代日本を代表する社会学者が、ポストモダンの現在における社会現象や出来事を、宗教現象として解釈する。
 
 すべての偉大な社会学者は、いずれも宗教社会学者でもあった。社会学の個別分野だけではなく、社会学の一般に影響を与えた偉大な社会学者は、いずれも、宗教に特別な関心を寄せていた。彼らは、宗教を、政治や経済や教育といった他の社会現象と並ぶ一領域と見ていたのではなく、それらすべての領域を横断し、包括するような特権的な現象として扱った。……彼らは、宗教社会学者であるまさにそのことにおいて、社会学者そのものだったのである。社会への全般的な関心が、まずは宗教への関心という形態を取ったのだ。すべての重要な社会学者が宗教社会学者だったのはどうしてであろうか?(本書「序」より)
主要目次 →詳細目次
 
序 社会は宗教現象である
第I部 宗教原理論
 第1章 宗教の社会論理学
 第2章 中世哲学の反復としての「第二の科学革命」
 第3章 法人という身体
第II部 現代宗教論
 第1章 悲劇を再演する笑劇――現代日本新興宗教をめぐって
 第2章 父性を否定する父性
 第3章 仮想現実の顕在性
第III部 事件から
 第1章 Mの「供儀としての殺人」――吉岡忍『M/世界の、憂鬱な先端』をもとにして
 第2章 バモイドオキ神の顔
 第3章 酒鬼薔薇聖斗の童謡殺人
 第4章 透明な存在の聖なる名前
 第5章 世界の中心で神を呼ぶ――秋葉原事件をめぐって
 
http://www.koubundou.co.jp/books/pages/55139.html

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