今だからこそ象徴天皇制について議論しておかなければならないこと

マル激トーク・オン・ディマンド 第942回(2019年4月27日) ゲスト:原武史氏(放送大学教授) 司会:神保哲生 宮台真司

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民主主義・主権在民の日本にあって、何が望ましい天皇制かを最終的に決めるのは言うまでもなく国民だ。国民にはその権利があると同時に、その義務も負っている。われわれがその議論をタブー視したり、それを避けてきたことで、結果的に天皇を始めとする皇族に多大な負荷がかかっていることも今回明らかになった。また、相変わらず皇室を政治利用しようとする勢力が根強く残っていることも直視する必要があるだろう。

 いずれにしても、5月1日から新天皇が即位し、新しい時代に入る。新しい御代を祝う一方で、平成が残した様々な宿題を今、議論せずに、いったいいつ議論するというのだろう。一番足りないのは、われわれ一人ひとりがもう少しこの問題を自分の問題として受け止め、考え、そして議論することではないか。平成の終わりに、象徴天皇制について様々な問題提起をしてきた原氏と、ジャーナリストの神保哲生社会学者の宮台真司が議論した。

 

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