米大統領選に見る米国内に鬱積する不満の正体


米大統領選に見る米国内に鬱積する不満の正体


前嶋和弘氏(上智大学総合グローバル学部教授)
マル激トーク・オン・ディマンド 第774回(2016年2月6日)


 いよいよ本格的に始まった大統領選挙を通して、ダークホース候補の大躍進の背後にある現在のアメリカ社会に鬱積する不満の正体について、ゲストの前嶋和弘氏とともに、ジャーナリストの神保哲生社会学者の宮台真司が議論した。


http://www.videonews.com/marugeki-talk/774/


ニュース・コメンタリー (2016年2月6日)
 甘利明経済担当相が業者から不透明な資金を受け取ったことを認め辞任をしたことで、改めて「政治とカネ」の問題に注目が集まっている。

 ビデオニュース・ドットコムでも先週のこの番組で、甘利問題の背後にある現在の「企業・団体献金」の在り方に重大な問題、かつ信義違反があることを指摘した。


 その論点そのものは約束違反という意味では100%間違っていない。

 しかし、政治資金については、それとはまた別の次元で、われわれ主権者が考えておかなければならない重要なことがある。それは、そもそも政治資金が本当に悪なのかという、先週の番組での議論をやや「卓袱台返し」するような視点で
ある。



ジャーナリストの神保哲生社会学者の宮台真司が、「誰が官僚をコントロールするのか」というマックス・ヴェーバー的視点で、政治とカネ問題に対して先週とは正反対のアングルから議論した。


http://www.videonews.com/commentary/160206-01/

悪という希望――「生そのもの」のための政治社会学

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