「小さな世界」に閉じこもることが、なぜ悪いのか?

筑摩書房 双書Zero

「小さな世界」に閉じこもることが、なぜ悪いのか?
「多様な世界に目を向けよう」。
これは「双書Zero」が読者のみなさんに届けたい、ひとつの大切なメッセージです。なぜなら、自分の見たいものしか見ない人が増えているような気がするから。どうして、自分の好きな小さな世界にいることが、もったいないのか。どうすれば、自分を世界に開いていけるのか。アカデミズムの枠を超えて活躍する、宮台真司氏と森岡正博氏に聞いてみた。

筑摩書房 PR誌ちくま

ハタチの原点―仕事、恋愛、家族のこれから (双書Zero)

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平成オトコ塾―悩める男子のための全6章 (双書Zero)

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朝日平吾の鬱屈 (双書Zero)

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webちくま

新宿紀伊國屋書店五階

第五十四講 森岡正博選 生と死の想像力

じんぶんや第54講<森岡正博選 「生と死の想像力」>
→9月14日〜10月18日。著書『33個目の石』を軸に、生と死を考える、善と悪を考える、哲学と宗教を考えるための必読書をご紹介頂きました。

http://bookweb.kinokuniya.jp/bookfair/prpjn541.html

33個めの石 〜死刑、そして生命の価値について〜
日時 2009年 10月 3日 (土) 13:30 〜 16:30
場所 大阪
詳細
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33個めの石 〜死刑、そして生命の価値について〜
森岡正博さん講演会
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朝日新聞の「悩みのレッスン」の相談コーナーの連載などでおなじみの哲学者、森岡正博さんをお招きして、死刑制度と生命の価値について考える集会を開催します。ぜひともご参加ください。

日時:2009年 10月3日(土)
   午後2:00〜4:30 (開場1:30)
場所:ドーンセンター 4階・大会議室1
   〒540-0008大阪市中央区大手前1-3-49
   京阪天満橋駅・地下鉄谷町線天満橋駅1番出口から東へ350m
   JR東西線大阪城北詰駅2号出入口から西へ550m
参加費:1,000円(予約不要)
主催:(社)アムネスティ・インターナショナル日本 
   死刑廃止ネットワークセンター大阪
問合せ:Eメール shihaiamnesty@yahoo.co.jp 
    090-7765-0456(森本) 080-5314-1539(津久井

講師 森岡正博さんプロフィール
1958年高知県生まれ。私立土佐高校卒業。東京大学理科Ⅰ類入学。文学部卒業。
1988年東京大学大学院人文科学研究科単位取得退学。1988年東京大学文学部助手。
1988年国際日本文化研究センター助手。1997年大阪府立大学総合科学部助教授。1998
年同教授。2005年大阪府立大学人間社会学部教授。

担当科目:人間学・現代倫理学
研究テーマ:哲学・生命学・科学論。
著書:『33個めの石―傷ついた現代のための哲学』春秋社、『生命観を問いなおす』ちくま新書、『自分と向き合う「知」の方法』ちくま文庫、『無痛文明論トランスビュー、『宗教なき時代を生きるために』法藏館、『生命学に何ができるか』勁草書房、『生命学への招待』勁草書房、『草食系男子の恋愛学メディアファクトリー、など多数。

2007年、米国・バージニア工科大学で銃乱射事件が起きた。キャンパスには犠牲者を悼む32個の石が置かれたが、人知れず石を加えた学生がいた。33個めの石。それは自殺した犯人の追悼である。石はだれかに持ち去られた。学生はふたたび石を置いた。それもまた、持ち去られた。すると、別のだれかが新しい石を置いた。――私たちにとっての33個めの石とは?それはたしかに短い期間の出来事ではあったけれども、その事実を知った多くの人々の心を打ち、社会の片隅で大きな声をあげることのできない傷ついた人々をそっと力づけた。敵と味方の対立を無効化し、「やられたらやり返してやる」という報復の連鎖を超越していく物語であるとも言える。〜『33個めの石 傷ついた現代のための哲学』(春秋社)より〜

連絡先 アムネスティ日本 死刑廃止ネットワークセンター大阪

http://www.amnesty.or.jp/modules/piCal/index.php?action=View&event_id=0000002557

第五十二講 宮台真司選 14歳からの社会学

昨年11月に出版した『14歳からの社会学――これからの社会を生きる君に――』は、発売直後から、予想をこえた反響がありました。著者として、とても嬉しく思っています。今回は、同書の各章の内容への理解を、より深めていただくために、選書をしました。

http://bookweb.kinokuniya.jp/bookfair/prpjn52.html