ここ10年、世界中で
大麻を医療目的で使用する「医療用
大麻」
の合法化が急速に進む。
難治性
てんかん患者、末期がん患者、
PTSD、身体麻痺、
うつ病、重度
自閉症……。国により規制は異なるものの、
大麻固有の成分(
カンナビノイド)
に鎮痛作用や鎮静作用があることが発見されてから、
医療目的での研究や栽培、処方が次々と解禁され、
現代医療では改善が見込めなかった患者らの希望となっている。
日本では古来から神聖な力が宿る神の依り代とされ、
人類の文化や営みに深く関わってきた
大麻だが、戦後は「ダメ。
ゼッタイ。」のもとに厳しい規制が続く。
医療大麻とはそもそも何なのか。世界で今何が起きているのか。
植物の力を医療に役立てる「緑の医学」
に詳しい薬剤師の林真一郎先生と、
社会学者の
宮台真司先生を迎えて話します!