- 作者: 堀内進之介,宮台真司,現代位相研究所,神代健彦,山本宏樹,?宮正貴,鈴木弘輝,保田幸子,濱沖敢太郎,石山将仁
- 出版社/メーカー: 教育評論社
- 発売日: 2016/01/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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〈悪〉とは何か――。 人々を脅かす避けるべき〈悪〉、その一方で人々を魅了する〈悪〉。 我々が甘受すべき、「よりマシな〈悪〉」とは何か。 教育、社会、宗教、政治などを主題に、〈悪〉について考察する。 「よりマシな悪」の思考が、現代社会の閉塞を打開するかすかな道を照らす。 「たとえ極めてスキャンダラスな宣言と思われようとも、我々がこの小著において試みようとすることの第一は、〈悪を擁護すること〉、これである。悪は、人々を脅かし、嫌悪の情を湧きあがらせる。しかしまた別の一面の真実として、それは、しばしば人々を魅了する。悪の経験は、実に不確実性の経験である。しかし/そしてその不確実性は、人々を脅かすものであると同時に、ときに人間の自由の表徴であり、積極的なものであり、ちからであり、豊かさであり、変革の可能性でもあって、そうであるからこそ我々は、極めて注意深くではあるが、それでもそれをなにがしか希望でもありうるものとして、擁護したい。」 (「序論―悪の擁護、あるいは民主主義についてのノート」〈神代健彦〉より)
生そのものの政治学: 二十一世紀の生物医学、権力、主体性 (叢書・ウニベルシタス)
- 作者: ニコラスローズ,Nikolas Rose,檜垣立哉,小倉拓也,佐古仁志,山崎吾郎
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2014/10/24
- メディア: 単行本
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