人工知能が閻魔大王になる日

5金スペシャ
人工知能閻魔大王になる日

松尾豊氏(東京大学大学院工学系研究科准教授)
マル激トーク・オン・ディマンド 第708回
 5週目の金曜日に特別企画を無料でお届けする恒例の5金スペシャル。今回の5金では「人工知能(AI:Artificial Intelligence)」の世界でいま何が起きつつあるのか、そしてそれがわれわれの社会にどういう影響を与えるのかを考えた。

 インターネットの普及とIT技術の進歩によって、人工知能研究が新たな次元に突入していることは、間違いなさそうだ。閻魔大王が現れる前に、倫理的な問題も含め、考えるべきことを考えておいた方がよさそうだ。人工知能の研究・開発の歴史や現状を参照しながら、ゲストの松尾豊氏とともに、ジャーナリストの神保哲生社会学者の宮台真司が議論した。


松尾 豊まつお ゆたか
東京大学大学院工学系研究科准教授)
1975年香川県生まれ。97年東京大学工学部卒業。2002年東京大学大学院工学系研究科電子情報工学博士課程修了。工学博士。産業技術総合研究所研究員、スタンフォード大学言語情報研究センター客員研究員などを経て07年より現職。シンガポール国立大学客員准教授を兼務。14年9月より人工知能学会倫理委員会委員長。共著に『東大准教授に教わる「人工知能って、そんなことまでできるんですか?」』。


http://www.videonews.com/marugeki-talk/708/

オバマが涙したエボラ隔離政策論争

ニュース・コメンタリー
 「彼らはヒーローではないのか」と、オバマ大統領が涙ながらに訴えている。
 オバマ大統領は10月29日、西アフリカのエボラ出血熱流行国に赴任する医療従事者たちを招いて記者会見を行い、いくつかの州政府が西アフリカからの帰国者を強制隔離する方針を表明したことを批判した。


メディア報道などによって恐怖心が煽られた結果、世論が大きく一方向に傾いた時、政治に何が期待できるのか。ジャーナリストの神保哲生社会学者の宮台真司が議論した。


http://www.videonews.com/commentary/141101-1/

福島報告
福島県知事選から読み解く内堀県政の展望
報告:藍原寛子氏(医療ジャーナリスト)

スペシャルリポート
 震災後初の福島県知事選挙の投開票が10月26日、行われ、自民、民主、公明、社民などの「相乗り」と批判された新人・前副知事の内堀雅雄氏が49万票あまりを獲得して圧勝、初当選した。


 震災からの復興と原発問題、そして長引く避難生活者と帰還問題と、多くの難題を抱える福島は、自民、民主を始めとする主要政党の支持を受けて当選した内堀新知事の下で、状況を改善することができるのか。今回の福島県知事選から見えてくる内堀県政の展望を、ジャーナリストの藍原寛子氏に神保哲生が聞いた。


藍原 寛子あいはら ひろこ
(医療ジャーナリスト)
1967年福島県生まれ。1990年千葉大学文学部行動科学科卒業。同年福島民友新聞社入社。マイアミ大学医学部移植外科、フィリピン大学哲学科などの客員研究員、国会議員公設秘書を経て、2011年よりフリー。


http://www.videonews.com/special/20141101_fukushima/