再エネ固定価格買取制度は失敗したのか
植田和弘氏(京都大学大学院経済学研究科教授)
マル激トーク・オン・ディマンド 第706回
今回の5電力による買い取りの停止によって、日本の再エネ市場の成長に水を差すようなことにならないために、われわれは今何をしなければないのだろうか。あの悲惨な福島第一原発事故の最大の置き土産とも言うべき再生可能エネルギーの成長を支える固定価格買取制度を骨抜きにしないための方策を、ゲストの植田和弘氏とともに、ジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が議論した。
この運用基準で秘密保護法の濫用は防げるか
三木由希子氏(情報公開クリアリングハウス理事長)
ニュース・コメンタリ―
政府が10月14日に閣議決定した特定秘密保護法の指定や解除のルールを定めた運用基準で、かねてから懸念されてきた濫用を防ぐことができるのか。
閣議決定された運用基準の評価を、ジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が三木氏と議論した。
買い取り中断で再エネの推進を止めてはならない
大林ミカ氏(自然エネルギー財団事業局長)
インタビューズ
再生可能エネルギーを推進する自然エネルギー財団の大林ミカ事業局長は、送電網を保有しながら、自ら発電も行う電力会社は、透明で中立的な送電網の運営を行う必要があると語る。大林氏に、買い取り中断の影響と今後の見通しを聞いた。
岐路に差し掛かった今こそ地域密着型発電の推進を
馬上丈司氏(千葉エコ・エネルギー代表)
公共学が専門で地方自治体の再生可能エネルギー推進を手がける元千葉大講師の馬上丈司氏は、今こそ、日本は何のために再生可能エネルギーを推進してきたのかを再確認すべきだと主張する。
馬上氏に5電力の買い取り保留の問題点と、今後の展望を聞いた。
- 作者: 植田和弘
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2013/12/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
- 作者: 馬上丈司
- 出版社/メーカー: 少年写真新聞社
- 発売日: 2012/04/09
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る