2010年代の「音楽」と「社会」の行方

新刊『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』対談(後編)
宮台真司小林武史が語る、2010年代の「音楽」と「社会」の行方


社会学者・宮台真司氏と音楽プロデューサー・ミュージシャンの小林武史氏による『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』出版記念トークイベントのレポート後編。前編【宮台真司小林武史が語る、音楽と変性意識「60年代の音楽はエモーションを丸ごと録ろうとした」】では、「変性意識状態」をキーワードに、60年代にはなぜエモーショナルで祝祭的な音楽や空間が生まれたか、また70年代以降にそれがどう変容したかについて語られた。後編では、宮台氏が「〈社会〉という檻の中での承認をユーザーが求めている」と位置づける現在において、音楽をはじめとするカルチャーはどんな状況にあるのか、またそうした時代に私たちはどう生きるべきか、広範なテーマについて議論が展開された。


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