遠くから遠くまで

「私たちの現在“を"可能にしたもの」を解き明かし、「私たちの現在“が"可能にするもの」をラジカルに提示する。


「『日本はもう駄目ですよ』と慨嘆する僕に、亡くなる直前の小室直樹先生はこう言われました。『否、宮台君、社会が悪くなると人が輝く、心配はいらない』と。そう、どうか来るべき時代を『他人任せ』にするのでなく、『自分たち』の手で切り開いて実りあるものにしよう。社会の不透明さに耐え、いまこそ日本社会を再設計しよう! 」(著者)。わたしたちの“現在"はいったいどのようにしてできてきたのか。そこからさらにわたしたちの“現在"からなにが可能なのかを明らかにする。権力論、国家論、宗教論、性愛論、犯罪論、教育論、外交論、文化論などの分野で100冊を超える著作と、社会学者としての活動35年から、最新のテーマで選びに選んだ集大成。約150項目、35頁に渡る詳細な脚註と、著者による各章解題付き。

【新設】宮台真司社会学
社会学ゼミナール
講師名 首都大東京教授・社会学者 宮台 真司
政治社会学者 堀内 進之介
講座内容
 私たちはどこから来て、どこへいくのか。「絶望の時代」をどう生き抜くべきか。現代社会の本質を鋭く捉え、論じ続けている宮台氏。その思考の現在に迫ります。
 冒頭は、宮台氏の新刊『私たちはどこから来て、どこへいくのか』(幻冬舎)で詳細な注釈を担当した堀内氏が、宮台氏の思考の軌跡を解説する講義を行います(約30分)。その後、宮台氏からの応答と対話を展開します。

日時 3/8 土曜 18:30-20:30
2014年 3/8
受講料 (税込み)3月(1回)会員 3,360円 一般 3,990円


朝日カルチャーセンター