経済政策の射程と限界

日本社会には、アベノミクスでは越えられない根深い問題がある。


「復活」と「破綻」――アベノミクス論争はなぜ両極に分かれるのか?
代表的な論客をゲストに、神保哲生(ビデオジャーナリスト)、
宮台真司(社会学者)、萱野稔人(哲学者)が討論を重ねる。
賛否両論がゼロからわかると同時に、経済論争からこぼれ落ちた
「社会」「価値」といった視点を提示する1冊。


◆金融緩和批判にゼロから答えよう 高橋洋一
インフレ目標は隠れ蓑。真の目的はバラ撒き 野口悠紀雄
◆本当の問題は株式市場の"金利"暴騰だ 北野一
アベノミクスは古臭い"浦島太郎の経済学" 浜矩子
◆救世主願望としてのアベノミクス 小幡績
◆経済が回って社会が回らないという事態 神保×宮台


著者について
高橋洋一/嘉悦大学教授、安倍政権のブレーン
野口悠紀雄/早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問
北野一/JPモルガン証券チーフストラテジスト
浜矩子/同志社大学大学院教授、エコノミスト
小幡績/慶応大学大学院准教授、元大蔵省
萱野稔人/津田塾大学教授、哲学者


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