- 作者: 辛酸なめ子
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2011/11/10
- メディア: 単行本
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宮台真司氏(社会学者)、激賞!
昨今万事が喜劇だと感じられるのはなぜか。
辛酸なめ子さんはその理由を明らかにした。
「閉じていて過剰なもの」が溢れるからだ。
「過ぎたるはなお及ばざるが如し」と言う。
本書には僕たちの「過ぎた営み」が満載だ。
愛すべき「終らない空回り」だらけの現代。
明快な分析に爆笑して…出家したくなった。
結論。「人間がこの世で手に入れたものは、スーパー銭湯で一時的に借りたタオルのようなものにすぎない」。社会と上手につながるための辛酸なめ子流現代社会学。
ある時、著者は気がつきました。私のしていることは、すべて取材である、と。では、何のために取材をするのか。それは、功徳を積んで、善行マイレージを貯めて、いつの日かアセンション(次元上昇、昇天)するためだ、と。この取材の数々は、この世で名前をつければ「現代社会学」と呼べるものばかり。複雑多様化する社会の中、現代人たちはどのように社会とつながりを持ち、日々を送っているのか。モテブーム、純愛ブーム、スローライフ、○○王子、KY、モンスターペアレント、萌えブームなどなど、世の中を駆け抜け盛り上げた社会現象たちをテーマに、実地を歩き、体験し、話を聞いて、写真を撮り、文章にまとめ、エッセンスとして漫画に昇華しました。本書は、社会となんとかつながりを持とうとしてきた著者の抱腹絶倒、孤軍奮闘の壮絶な記録です。
2011年11月11日(金)
最近のナンパのやり口に物申す!
ノンフィクションライター・郷田ゴーさんの「ナンパ」を題材にしたルポ本「やってみたら、こうだった」。本の内容と宮台さんの経験を通して、コミュニケーションツールとしての「ナンパ」を紹介します!さらに宮台さん独自の視点で語る「女性」についてもお話をします!それではポッドキャストをお楽しみ下さい!
実録! 美女ナンパ突撃ルポ やってみたらこうだった (宝島SUGOI文庫)
- 作者: 郷田ゴー
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2011/10/06
- メディア: 文庫
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