社会思想ゼミ− 市民社会の批判的・歴史的検討
講師名 首都大東京教授・社会学者 宮台 真司
政治社会学者 堀内 進之介
講座内容
市民社会の空洞化が嘆かれて久しい。地域の社会生活の改善があれやこれやの仕方で提言されているが、社会的な交流・活動・参加に萎縮する傾向はとっくに政治的事象にまで及んでいる。強権発動を求める時代錯誤の声もあれば、他方では共同体自治に期待する視野狭窄な声もある。
ところで、歴史を紐解けばこうしたことは何も新しい事象ではないことが分かろう。どの提言も変奏されながら、幾度も繰り返されてきたものである。声の大きさや見かけの斬新さは、その副次的な結果を覆い隠す目くらましに過ぎない。一喜一憂して飛びつく前に、それらの由来と結果について、歴史に学びたい。
(堀内講師・記)日時 11/12、12/3 土曜 18:30-20:30
2011年 11/12, 12/3
受講料(税込み)11-12月(2回) 会員 6,300円 一般 7,560円
2回とも対談です。
講師都合により当初の予定が変更になりました。日程にご注意ください。