TPPは農業へのショック療法となり得るのか

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■マル激トーク・オン・ディマンド 第503回(2010年12月04日)
TPPは農業へのショック療法となり得るのか
ゲスト:鈴木宣弘氏(東京大学大学院教授)

http://www.videonews.com/asx/marugeki_backnumber_pre/marugeki_503_pre.asx

 TPP(環太平洋パートナーシップ協定)への参加の是非が、政治の大きな争点となる中、今後の日本の農業のあり方をめぐる議論が、熱を帯びてきた。11月30日、菅首相が本部長を務める「食と農林漁業の再生推進本部」が初の会合を開いた。しかし、貿易自由化を機に農業改革を進めれば、日本の農業は世界と渡り合える競争産業に脱皮することができるという話は、本当に実現可能なものなのだろうか。
 TPPとはアメリカ、オーストラリアなど9カ国間の関税の完全撤廃を主眼とする自由貿易協定だが、農業経済学が専門の鈴木宣弘東京大学大学院教授は、日本のTPPへの参加をめぐる議論は、やや性急にすぎるとの懸念を表明する。
 
(中略)
 
 TPPを機に再び沸き起こった農業改革の機運を受けて、われわれは今後農業をどのように変革していくべきなのか、ジャーナリストの武田徹社会学者の宮台真司が、屈指の農業経済の専門家である鈴木氏と議論した。

<今週のニュース・コメンタリー>
 
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<関連番組>
 
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