「現代のコミュニティとはなにか」

.review × TSUTATA TOKYO ROPPONGI連続トークイベント
「コミュニティの過去・未来・現在」第0回 3/25(木)20時〜 @TSUTATA TOKYO ROPPONGI 入場料: 無料 
「現代のコミュニティとはなにか」
西田亮介 × 宮台真司

2010年代の重要なキーワードに「コミュニティ」がある。
それは、イノベーションや創造の源泉でもあり、従来承認や帰属意識、信頼関係を調達する場でもあった。
そのような機能を有するさまざまな中小規模の集団についての観察と分析は、人文・社会科学を中心に古くから行われてきた。
だが、インターネット技術とそれに下支えされたコミュニケーションの普及と変容は、それらの集合体であるコミュニティにも少なからず影響を与えている。
このような社会的環境の変化を前提とする現代のコミュニティは、従来型のコミュニティとどこが異なり、なにが共通しているのだろうか。
また、現代のコミュニティを分析するためのフレームワークは、従来のものと同じでよいのだろうか。
このような問題圏を、サブカルチャーや若者論にも詳しい社会学宮台真司氏をお招きして徹底的に論じていく。
そして、この対話を、4月からの.review × TOKYO TSUTAYA ROPPONGI 連続トークイベント「コミュニティの過去・未来・現在」のイントロダクションとする。

Tip.Blog: http://web.sfc.keio.ac.jp/~ryosuke/tippingpoint/
project「.review」: http://dotreview.jp/

.review × TSUTAYA TOKYO ROPPONGI 連続トークイベント
「コミュニティの過去・現在・未来」
project .review: http://dotreview.jp/

TSUTAYA TOKYO ROPPONGI: http://ameblo.jp/tsutaya-2000

J U N K U トークセッション

2010年3月31日(水)開演18:30(開場18:00)
池上高志×濱野智史×武田俊(司会)
《Kai−you vol.2》自動生成時代の表現

【趣意・概要】
 2000年代の終わり、「星野しずるの犬猿短歌」や 「Fragmental Storm」 をはじめ、自動的に文章や画像、動画を生成するプログラムやスクリプトが数多く登場し、話題となった。ワードを打ち込むだけ、ワンクリックするだけで優れた「作品」を誰もが簡単に、平等に、大量に生成することが可能になった現代において、人間自身が魂や実存をかけて表現する理由と価値は大きく揺らいでいる。
 そんな中で、既存のコンテンツからのサンプリングを多用する、もしくはその手法自体を中心にそえた作品や作家が目立つようになった。インターネットでは既存の映像・音楽作品の組み合わせから成るMAD動画や同人音楽と呼ばれる作品群が幅広く受け入れられ、現代美術の方面では梅沢和木藤城嘘などのオタク文化の引用を過剰に用いる若手が注目され、刊行点数の上昇が指摘される出版の世界では、実際はタイトルだけ変えたような疑似本の濫造が続いている。それら枚挙にいとまがない一連の現象も、自意識の介在が希薄であるという点において自動生成的だといえる。そして、数多くある自動生成プログラムもまた、"自動的な"サンプリングを主眼においてつくられている。
 新しいメディアやツールの台頭、同時に形成される自動生成的想像力を促進するアーキテクチャ。テクノロジーの発展はかつてのようなオリジナルであろうとする表現、オリジナルでなくてはならなかった芸術に対してどのような影響を及ぼすのか。そんな環境下でこれから新たに生み出される表現とはどのようなものか。今、物をつくり、発信するとはどういうことなのか。  2010年という新たな年代を迎えた今こそ、改めて、「表現」とは何かを問いたい。

会場…8階喫茶コーナーにて。入場料1,000円(1ドリンクつき)
定員…50名
受付…7Fカウンターにて。電話予約も承ります。
ジュンク堂書店新宿店
TEL.03-5363-1300

http://www.junkudo.co.jp/tenpo/evtalk-shinjyuku.html#20100331shinjuku

4月10日(土)19時〜高原基彰社会学者) 西田亮介(中小企業基盤整備機構 リサーチャー)
 『ジュンク堂池袋本店.reviewフェア開催記念』

高原基彰社会学者)
西田亮介(中小企業基盤整備機構 リサーチャー)

2009年に誕生した民主党政権は、声高に「新しい公共」を提唱している。しかし、「新しい公共」の具体的な姿も、そこへ至る道筋も明らかではない。また、日本には少子高齢化の進行、過疎、限界集落の問題、近代化に伴なう伝統的村落共同体の解体、キャッチアップ型市民社会組織の機能不全といったさまざまな困難が控えている。このような現状を目にしたとき、「新しい公共」を実現するためには、眼前の現状を冷静に見据え、そのうえで記述されるマクロレベルとミクロレベルそれぞれの処方箋が必要である。この「新しい公共」実現の前提となる現代日本の国家とコミュニティの問題を、『現代日本の転機』の著者で気鋭の社会学高原基彰氏と、地域活性化の政策分析と提言を専門とする西田亮介が語り尽くす!

会場   4階喫茶室
入場料  1000円(ドリンク付)
定員   40名
受付   1階案内カウンターにて。電話予約も承ります。

ジュンク堂書店 池袋本店 Tel 5956-6111 Fax 5956-6100

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