日本の近代化再考

朝日カルチャーセンター新宿校

日本の近代化再考− 経済の近代化
首都大東京教授・社会学者 宮台 真司
法社会学者 渡邉 悠介

土曜日・時間・15:30-17:00 回数 全3回 日程 1/9, 2/6, 3/6 受講料 1-3月(3回)  会員 9,450円 一般 11,340円
講座内容
この連続講座では、今では忘れられて久しい戦前の学問的営為を分かり易く概観し、今日との連続と断絶について皆さんと考えていきます。戦前の思想を体系的に学ぶ機会は今ではとても希少です。しかし、知ればその豊かさに驚くことでしょう。
というのも、戦後の思想が先の大戦の反省に基づくなら、戦前の思想は、西洋文明に対峙しつつ日本をいかに近代化するべきかという、きわめて実践的・政治的な問題関心を含んでおり、近年のグローバリゼーションの議論における論点の多くを先取りしているからです。皆さんの積極的な参加をお待ちしています。
3回を1タームとし、タームごとに社会、政治、経済の近代化について取り上げます。
 
今期は、経済の近代化を中心にお話しします。初回は、宮台講師と渡邊講師の対談形式で概説し、2回目からは渡邊講師が担当します。
(シリーズの全体像)
1:社会の近代化 ―社会構造の変動  (講師:玉野和志・大河原麻衣)
2:政治の近代化 ―国権と民権の相剋 (講師:宮台真司・山本祥弘)
3:経済の近代化 ―日本資本主義とは何か(講師:宮台真司・渡邉悠介)
講師紹介
宮台 真司(ミヤダイ シンジ)
1959年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。
著書に『権力の予期理論』『終わりなき日常を生きろ』『世紀末の作法』『まぼろしの郊外』『透明な存在の不透明な悪意』『戦争論・妄想論』『絶望から出発しよう−That’s Japan−』ほか多数。共著に『学校が自由になる日』『漂流するメディア政治』『憲法対論』『ニッポン問題・M22』『幸福論』ほか多数。
 
渡邉 悠介(ワタナベ ユウスケ)
1980年生まれ。首都大学東京大学院人文科学研究科博士課程。現代位相研究所・研究員。専門は、法社会学・犯罪社会学。ニコラス・ローズ『〈魂〉の統治』(共訳、以文社)、『本当によくわかる社会学(仮)』(共著、日本実業出版社)を出版予定。
備考
1回目は宮台講師と渡邊講師の対談、2・3回目は渡邊講師の講義です。

http://www.asahiculture-shinjuku.com/LES/detail.asp?CNO=58583&userflg=0

西田亮介さんが新媒体立ち上げのため原稿を募集中とのことです。

新媒体原稿募集の話。論考1万字、ノート4000字程度を募集。 参加希望者はアブストラクト500字を西田まで1月13日までに送付願います。テーマは、自由。 初回原稿料はなし。無償頒布と高付加価値化コンテンツ収録のプレミアム版をオン/オフラインで有償販売予定。 #commu2010

西田亮介/Ryosuke Nishida on Twitter: "新媒体原稿募集の話。論考1万字、ノート4000字程度を募集。 参加希望者はアブストラクト500字を西田まで1月13日までに送付願います。テーマは、自由。 初回原稿料はなし。無償頒布と高付加価値化コンテンツ収録のプレミアム版をオン/オフラインで有償販売予定。 #commu2010"
http://web.sfc.keio.ac.jp/~ryosuke/tippingpoint/2010/01/post-339.html