目次と著者プロフィール

社会学者・宮台真司の初の新書にして、待望の書き下ろしとなる「日本の難点」が、幻冬舎より発売になります。

『日本の難点』(幻冬舎新書 122)
¥800+税 4月18日発売
ISBN978-4-344-98121-8

【目次】
一章・人間関係はどうなるのか――(コミュニケーション論・メディア論)
二章・教育をどうするのか――(若者論・教育論)
三章・「幸福」とはどういうことなのか――(幸福論)
四章・アメリカはどうなっているのか――(米国論)
五章・日本をどうするのか――(日本論)
(「目次」より)

「本書はこれ以上はあり得ないというほど、噛み砕いて書かれています。本書に難解なところがあるとすれば、それは記述の難解さではなく、事柄の難解さによるものです。通読すれば眩暈がするでしょうが、それは圧倒的情報量による眩暈でなく、〈社会〉の複雑さによる眩暈でしょう。その意味で、本書の全体を読み通すと、叙事詩ギリシア悲劇を通読したような、あえて言えば文学的な印象を与えるはずです。」
(「あとがき」より)

【著者プロフィール】
宮台真司
1959年生まれ。社会学者。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。
著書に『14歳からの社会学』(世界文化社)『<世界>はそもそもデタラメである』(メディア・ファクトリー)『幸福論』(NHKブックス)など多数。近刊予定に『宮台真司初期思考集成』(勁草書房)など。
・公式ブログ
http://www.miyadai.com/